クリシュナ降誕祭の演目

  • 2014.06.26 Thursday
  • 00:25
プログラム用に演目の説明文をRahulに送って貰いました。

クリシュナ降誕祭は神への献身愛Bhaktiをテーマに演目選びをしています。クリシュナを称える表現の踊りを中心にかなりディープな内容になりそうです。

今回の演目を見るとRahul自身の振付作品が3曲もあるんです!その中の2曲は日本初披露作品ですよ!



8/17クリシュナ降誕祭をきっかけに振り付けた作品”Krishna Tandava Stotram”クリシュナの武勇伝の中で有名な毒蛇カーリヤを退治するお話をご覧頂きます。この演目はRahul自身8/17の舞台で初めて踊るのではないでしょうか?わぁーホントのホント初披露ですね。素晴らしい!

毒蛇カーリヤは、ヤムナー河畔の湖に棲みつき、蛇の毒は非常に強く、ヤムナー川の生き物は毒に当たって死んでしまいました。そこで、クリシュナは川を生き返らさせるためにその毒水に飛び込みました。怒ったカーリヤはクリシュナに巻きつきましたが、クリシュナの身体はどんどん大きくなっていき、耐え切れなくなり、カーリヤは苦しさのあまり、その体を緩めクリシュナを解き放った。するとクリシュナは、毒蛇カーリヤの百ほどある鎌首の上に飛び乗りそこで踊り始めた。カーリヤは振り払おうとするが、一つの鎌首から他の鎌首へと、クリシュナは踊り続け、振り払う事が出来ない。最後にその、宇宙に匹敵するほどのクリシュナの重さに耐えきれず血を吐いて倒れて気絶してしまった。悲歎に暮れたカーリヤの妻は、クリシュナをたたえて命乞いをした。そこでクリシュナはカーリヤを助けて意識を回復させた。カーリヤは許しを願った。クリシュナは、カーリヤに、川から離れて海に行くように命じた。

リトルクリシュナ 第4話をご覧ください。

http://youtu.be/NwIqK4OFqPA

”Ahe Nila Saila”これも私のリクエスト曲ですが(笑)クリシュナ神と同一視されるジャガンナータ神を熱心に信仰したムスリムの詩人Salabegaの詩、Odishaで最も有名な詩です。ジャガンナータ寺院の中には異教徒が入ることが出来ませんが年に一度Ratha Yatraのお祭の時にジャガンナータ神が山車に乗り外に出られます。

Salabegaは、山車が通る道でジャガンナータ神を称える詩を歌いました。深い深い信仰心を持つSalabegaの詩にジャガンナータ神もしばし山車を止め歌に聞き入ったそうです。今回のテーマBhaktiをよくあらわしたDivine dancerとして知られるRahulならではの作品です。Bhaktiとは何か私達にも伝わるものがあるのではないでしょうか?

その他に彼の振付作品Priya Charushileは、私のソロMaaniniと一緒にご覧頂くとラーダークリシュナのストーリーがよりわかりやすいと思います。



ラーダーは、ロマンティックなムードに浸りながら、クリシュナと過ごす甘い時を思い出し、、、愛情を込め逢い引きのための部屋を飾り、クリシュナの到着を心待ちします。やがて夜が明けますが、クリシュナはまだ到着しません。



嫉妬に狂うラーダー・・・ラーダーの心は次第に、怒りと悲しみ、絶望へと変化していきます。





他の女性と一夜を共にしたクリシュナは、彼の帰りを待ちこがれていたラーダーのもとに戻りますが、彼女はクリシュナの移り気な性格に苛立ち失望し、私を一人にしてと懇願します。



固く閉ざされた彼女の心に、手段をなくしクリシュナはついに彼女の許しを請うため、その蓮の花のような足をどうか私の頭に置いておくれと、彼女の足下へ崩れ落ちます。



http://youtu.be/uBYqXm1mIfk


関西の皆さん、世界で活躍する実力派ダンサーによる踊りをその目で観て心で感じてください。しなやかで美しいだけでなく、力強く見応えのある迫力の舞台を体感しに来てください。

チケットのご予約はこちらから。チケット記載の番号順にご入場頂きます。ご予約はお早めにどうぞ。

http://indiakansai.com/rahul/

当日受付にてご精算をご希望の方は受付預けも可能です。私にメッセージくださいませ。お待ちしています。

8/17(日)クリシュナ降誕祭 出演者

  • 2014.06.25 Wednesday
  • 10:55
krishnaakhyaanam official website
http://indiakansai.com/rahul/

出演者

【ODISSI】

Rahul Acharya (ラフール・アチャリヤ)


1982年、ブラフミンの名家Acharya家に生誕。Guru Deba Prasad Das style(グル・デバプラサッド・ダス流派)の流れを継ぐ、 Guru(グル=師)、Shri Durga Charan Ranbir(ドゥルガー・チャラン・ランビール)のもと4歳からオリッシーダンスを学びはじめる。彼のODISSIは、日々鍛錬された肉体美が舞うダイナミックで生命力溢れた動きと指先まで色香を感じる優雅で繊細な表現力が特徴である。

インドで最も栄誉あるといわれるインド舞踊の祭典、 「カジュラホ・ダンス・フェスティバル」をはじめ、インド国内の 数々の栄誉ある舞台でのパフォーマンス経験、アメリカをはじめとする各地での海外公演、レクチャー、ワークショップと その活動もエネルギッシュで幅広い。2008年男性ダンサー初のUstad Bismillah Khan Yuva Puraskarアワードを受賞。

オリッシーのシニアダンサーであり、ハタヨーガとラジャヨーガのマスターでもある彼は、オディッシャ州の土着神であるジャガンナータの高い信仰心とジャガンナータカルチャーの深い理解と知識を備え、サンスクリット語学者の顔も併せ持つ。現在、世界を舞台に活躍する若手実力派のオリッシーダンサーである。 http://www.rahulacharya.com




村上 幸子 (Sachiko Murakami)


1993年浜田さえ子氏主宰アトリエ「ナーチェ・ナーチェ」で学んだ後、奉納舞を伝承する舞踊家としてアメリカ・カナダ・インドにて活動中のラトナ・ロイ氏に魅了され,1997年、渡米。1999年シアトルと大阪にてソロデビュー公演を行う。2000年より東インド・オディッシャ州にある有名校ORISSA DANCE ACADEMYにてPadmashree Late Guru Gangadhar Pradhanに師事。師の指導のもとSmt.Rojalin Mohapatra,Sri Lingaraj Swainより現在もどんどん発展していくオリッシーを学ぶ。以後毎年短期留学を繰り返し更に研鑚を積む。現在インド・日本の各地にて公演活動を行うと共に後進の育成にも努める。

Odissi Dance Group「Padminii Kulam」主宰。
Odissi Live Music Group「Sharanagati」代表。
http://odissi.jugem.jp/
http://www.geocities.jp/oda_sachiko/


早瀬 尚美 (Naomi Hayase)


2000年、野中ミキ氏主宰「Odissi Dance Studioカマラ カラ ピータ」にて、Odissiを学び始める。2002年渡印、インド・デリ−の舞踊学校「トゥリベニ・カラ・サンガム」にて、グル(師)ラマニ・ランジャン・ジェナ氏に師事。その後も渡印を重ね、オディッシャ州バラシュワル・レムナで、同グルが新たに築いたダンススクール「シュリランガチャラン・カラ・アシュラム」にて研磨を積む。2011年、同志と共に京都にて「マンチャプラベーサ(ソロデビュー公演)」を行う。

堀谷 知子 (Tomoko Horitani)



2003年より、ダヤトミコ氏のもとBharatanatyamを習う。2007年5月より村上幸子氏のもとOdissiを始め、現在、Odissi Dance Group『Padminii Kulam』のメンバーとして活動する。Odissi Live Music Group「Sharanagati」メンバー。日本ベビーダンス協会認定インストラクター、赤ちゃんを抱っこして踊るベビーダンス教室yurari開講中。http://ameblo.jp/ran-818-ran/

【Musician】

Vocal すずき なお (Nao Suzuki)


幼い頃より仏道に慣れ親しんで育ち、各国を旅する中2005年初渡印。以後聖地ベナレスにて、北インド最古の古典音楽ドゥルパド声楽家Pt.リトウィック・サンニャルの歌に感銘を受け2008年より師事。現在ドゥルパドと仏道をライフワークとしインドと日本を往復している。 Odissi Live Music Group「Sharanagati」メンバー。 http://n-dhrupad.blogspot.jp/

Bansri 池田 剛 (Tsuyoshi Ikeda)


1996年にカルロス・グェラ氏にバーンスリーを習い始める。1999年に岡本博文氏にジャズギターを習う。 2003年より土谷インド音楽教室でタブラとの合奏法を学ぶ。2009年に渡印、バーンスリーの第一人者ハリプラサード・チャウラシア氏のもとで研鑽を積む。現在は中川博志氏に師事しつつ、地道な活動を展開している。 Odissi Live Music Group「Sharanagati」メンバー。

Tabla 上坂 朋也 (Tomoya Uesaka)


タブラ奏者、パーカッショニスト。京都在住。タブラを Susant Banerjee.Pt.Anindo Chatterjee に師事する。パーカッションを中村岳に師事する。16歳からパーカッションを始める。インドに毎年滞在しているが、修練の道は遠く長い。現在、関西の様々なライブに参加している。兄弟打楽器DUOカリメロミュージックグループとしても活動している。Odissi Live Music Group「Sharanagati」メンバー。 近い将来オリッシーに欠かせない両面太皷Mardalaを勉強予定。http://music.geocities.jp/carimelo36/



オリッシー・フルオーケストラグループとしてインディア・メーラー、サンギート・メーラー等のイベントに出演、2011年から活動中。Krishnaakhyaanam公演では、Sharanagatiのメンバーが、うたと演奏を聴かせてくれます。今回のスペシャルゲストRahul Acharya氏がグループの名前をSharanagatiと名付けてくれました。”シャラナガティ”とは神に帰依すること。全託。固い決意と内なる信念を持つ者は、ただ神に帰依する。神は、その者を全ての罪から解放する。

8/17Krishna Janmashtami2014

  • 2014.06.20 Friday
  • 20:00


Krishna Janmashtami 2014
(クリシュナ降誕祭)

Krishnaakhyaanam official websiteが出来ました。これからどんどん情報アップして行きますね。

皆さま、8/17インドで最も人気のある美しいクリシュナ神のご生誕を一緒にお祝いしませんか?皆さまのお越しを心よりお待ちしています。

5/3(祝)10amからKrishnaakhyaanamオフィシャルサイトにてチケット200枚限定で発売いたします。

http://indiakansai.com/rahul/

自由席ですが定員に達した場合、販売が終了となりますのでお早めにお申し込み宜しくお願いいたします。あーチケットもフライヤーもまだ手元にありません。ドキドキ。あー早く準備しなきゃ。間に合わない。

私か出演者から直接ご購入も可能です。お会い出来ます方は振込手数料がかからないので言ってくださいね。



Balabhadra and Subhadra and Jagannath painted by Shri Rahul Acharya

”宇宙の主”という意味を持つ東インドOdisha州の神様、Jagannath(ジャガンナータ神)三兄弟。

左から兄バラバドラ(ヴィシュヌの化身のひとつされている)、妹スバドラー(アルジュナの妻)、ジャガンナータ(クリシュナと同一視されている)




戦いと勝利の女神Durga


Krishna's Rasalila

絵はRahul Acharya氏の作品です。世界的に活躍する若手トップレベルの素晴らしい踊り手であり、ヨーガマスター、ジャガンナータカルチャーの深い理解と知識を備え、サンスクリット語学者の顔を持つだけでなく、絵もプロ並みとは言葉を失う。神は1人の人間にいくつ才能を与えるんだろうと感心してしまいます。

7/12土 月満ちる、印度の夜 〜インドの音楽と舞〜

  • 2014.06.19 Thursday
  • 23:35


月満ちる、印度の夜 〜インドの音楽と舞〜

東インド古典舞踊オリッシーダンス:
村上幸子、

北インド古典音楽ドゥルパド:
すずきなお×カネコテツヤ

初の共演となる満月ライブ〇〇です。

またとないこの機会、是非お越しください。


インドでは新月から満月にかけ、大切なお願い事をしたり約束事を決めて修行をしたりします。

月灯りとともに日に日にエネルギーは満ち、その想いは届いてゆくのです。

そんな満月の夜、北インドに残る古典音楽「ドゥルパド」の声と太鼓、東インドに残る古典舞踊「オリッシー」。現地で修行を積む二組による夢幻の時、ひと月で一番明るい月光とともに、お楽しみください。


日時:7月12日(土)

開場 18:30 開演 19:00

場所:キトゥンカンパニー
京都市下京区五条烏丸西入る上諏訪町294-1
   
http://kittencompany.net/

地下鉄烏丸線 五条駅4番出口すぐ

烏丸五条交差点 南西角より西へ50m

料金:

予約 2500円 
当日2800円(チャイ付)
ペア割 4500円
(夫婦・お二人組分、チャイ2人分付き 要予約)

予約・問合せ:
dhrupad@live.jp(鈴木)

075-344-1591(キトゥンカンパニー)

出演

【東インド古典舞踊 オリッシー】

村上幸子

【北インド古典音楽 ドゥルパド】

声楽 すずきなお
両面太鼓 カネコテツヤ


【ドゥルパドとは】
北インド古典音楽の中で最古とされるスタイル「ドゥルパド」。
瞑想的で穏やかにそして時にスリリングに、その生きた世界はただ起こっては消えてゆく。その場でしか体験することができないインド即興音楽。

【東インド古典舞踊ODISSIとは】
オリッシーは、東インド・オディッシャ州に伝わる舞踊で、12 13世紀頃ヒンドゥー教の聖地プリーにあるジャガンナータ寺院で、マハリという神に仕える女性達の踊り。他のインド古典舞踊と異なり、叙情的かつ優美な魅力に溢れている。また、オディッシャ州に数あるヒンドゥー寺院に施された彫刻がまるで動き出したかのような躍動感あるポー ズや動作から“動く彫刻”と称される。

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